幼児教室や、小学校受験の対策としても使用されるタングラムやパターンブロック。
シンプルな図形パズルですが、遊びながら図形感覚を養うことができる知育玩具の一つです。
様々な商品が発売されていますが、低年齢から安心して取り組めるものは、意外と少ないかもしれません。
そこで、こちらの記事では、比較的低年齢から遊べる、くもんの「NEW たんぐらむ」をとりあげます。
実際に使用して感じたメリット・デメリットを含めてご紹介していきますね。
▼タングラムパズルの魅力とおすすめ商品については、こちらの記事をご覧ください。
タングラムパズルとは?
タングラムとは、正方形を三角形、四角形、平行四辺形に切り出した、シルエットパズルの一つです。
実は長い歴史のあるパズルだそうです。
詳細は明らかにされていないようですが、発祥の地は中国で、18世紀頃から人々に広がっていったとされています。
くもんの「NEW たんぐらむ」の特徴
くもんの「NEW たんぐらむ」は、木製の7つのピースからなるタングラムパズルです。
三角形や四角形など、異なる形のピースを組み合わせて、シルエットを作って遊びます。
くもんの「NEW たんぐらむ」の一番の特徴は、小さな子供が好きそうな絵が描かれたガイドボードが、セットになっていることです。
その他にも、対象年齢が3歳以上と比較的低年齢に設定されていること、木製のピースは肌触りがよく、面取りされていること、STマークを取得していることなどがあります。
低年齢から安心して遊ばせることができますね。
ここからは、実際に使用して感じた、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
実際に使用して感じたメリット・デメリット
メリット
ガイドボードが欠かせないアイテム!
くもんの「NEW たんぐらむ」の一番の特徴として、セット内容にガイドボードが含まれていることを挙げましたが、このガイドボードが、低年齢から取り組む際に、欠かせないアイテムなのです。
ガイドボードには、子供の興味を引きそうなかわいらしいイラストが描かれています。
タングラムパズル自体は、とてもシンプルなパズルなので、背景にイラストがあるだけで、子供の食いつきがぐっとよくなります。
特にタングラムパズルに慣れるまでは、取り組むきっかけになってくれると思います。
また、ガイドボードがあることで、単にお手本通りにシルエットを作って終わりなのではなく、「カチッ」と、厚紙にはめ込むことができます。
正解が分かりやすく、達成感が得られやすくなるので、はじめての図形パズルにはぴったりです。
豊富な問題数!少しずつステップアップできる
くもんの「NEW たんぐらむ」は、セット内容が充実しています。
20枚のガイドボードの他に、付属のガイドブックには、47問の問題が収録されています。
豊富な問題は、細かく難易度が設定されているので、ステップアップしながら遊ぶことができます。
遊びながら図形に親しむ
くもんの「NEW たんぐらむ」での遊びの中で、パズルの向きを変えたり、ひっくり返したり、、
何度も試行錯誤しながら、図形を作っていく過程で、低年齢のうちから図形に親しむことができ、後々の算数の土台作りになる図形感覚を養えると考えられています。
図形感覚とは、図形の形や特徴をとらえられる状態などをいいます。
くもんの「NEW たんぐらむ」で、三角形と三角形を合わせて、四角形にしてみたり、異なる組み合わせで、一つのシルエットを完成させてみたり。
実際に形を動かしながら、様々な図形を作り上げていくことで、図形の特徴を感覚的に学ぶことができるのです。
デメリット
お片付けが少し面倒
くもんの「NEW たんぐらむ」は、7つのピースが正方形の木箱に収納することができます。
10通り以上の方法で、お片付けができるということで、お片付けまで知育効果が期待できてしまうのですが、慣れるまでは少し手間取ってしまうかもしれません。
急いで片付けたいときは少々面倒に感じますし、年齢によっては、お子さまが一人で片付けるのは難しいかもしれません。
ガイドボードが折れ曲がってしまう可能性がある
くもんの「NEW たんぐらむ」の最大の特徴であるガイドボードは、厚紙でできています。
しっかりとした作りにはなっていますが、子供の力で折り曲げてしまうこともできますので、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、低年齢の子供でも安心して取り組める図形パズル、くもんの「NEW たんぐらむ」を取り上げました。
実際に使用してみて、セット内容はとても充実しており、子供が無理なく楽しく取り組める工夫がされていると感じました。
遊びながら図形に親しむことができる、優秀な知育玩具の一つだと思います。ご購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
▼タングラムパズルの魅力とおすすめ商品については、こちらの記事をご覧ください。