算数の土台作りにも!タングラムパズルの魅力と幼児向けのおすすめ商品をご紹介します。


「タングラム」というパズルをご存知ですか?

「タングラム」とは、正方形を、三角形や四角形など、合計7つの図形に切り出したパズルです。
シルエットパズルの一つで、さまざまな形を作って楽しむことができます。

有名なパズルなので、目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

シンプルなパズルですが、幼児のうちから遊ぶことで、後々の算数の土台作りにもつながる、図形感覚を養うことができるすぐれものなのです。

今回は、タングラムパズルの魅力と、幼児向けのおすすめ商品についてご紹介していきます。

タングラムパズルとは?

タングラムは、正方形を三角形、四角形、平行四辺形に切り出したパズルです。
自由にピースを組み合わせて遊んだり、お題の形を作ったりして遊びます。

詳細ははっきりとしていないようですが、元々は中国で考案され、18世紀頃から人々に広がっていったとされています。長い歴史のあるパズルなのですね。

タングラムパズルの素材は、木製とプラスチック製のものが中心です。
問題集などがついていたり、色つきのものや、木製の無塗装のもの、一般的なタングラムパズルとは異なる形が含まれているものなど、商品によって内容は様々です。

タングラムパズルの魅力

図形感覚を養える

小さな頃からできる算数の学習というと、「1、2、3、、」と「かず」を数えたり、数字を覚えたり、「かず」に意識が向きがちですが、「かたち」も算数の大事な分野の一つです。

タングラムパズルで遊びながら、「かたち」に触れることで、後々の算数の土台作りになる図形感覚を養えると考えられています。

図形感覚とは、図形の特徴をとらえられる状態などを指します。
タングラムパズルで、三角形と三角形を合わせて、四角形にしてみたり、実際に「かたち」を動かしながら、「かたち」を組み合わせて様々な図形を作り上げていくことで、図形の特徴を感覚的に学ぶことができるのです。

考える力が身に付く

タングラムパズルの向きを変えたり、ひっくり返したり、、
何度も試行錯誤しながら、図形を作っていく過程で、考える力を育むことができます。

また、タングラムパズルの魅力の一つが、「正解が一つではない」ということ。
一般的なパズルは、一度作ってしまうと、違う方法で作り上げることはできません。
一方タングラムパズルの場合は、一度お題のシルエット通りに図形を作ることができても、「別の作り方はあるかな?」と、何度も考えることができます。

達成感が得られる

タングラムパズルは、自由に組み合わせて遊ぶこともできますが、答えがあるものを作る場合は、わかりやすく達成感が得られます。

また、タングラムパズルはピースの数を変えることで難易度を調整することができるので、ちょうど子供が興味を持てるレベルを設定することができるのも、うれしいポイントです。

おすすめタングラムパズル3選!

子供から大人まで楽しむことができるタングラムパズルですが、今回は、3歳前後から遊ぶことができる、幼児が楽しめる工夫がされているおすすめの商品をご紹介します。

NEWたんぐらむ|くもん出版

くもんのNEWたんぐらむは、木製のタングラムパズルです。
小さな子供が興味を持ちそうな可愛らしいイラストが描かれた「ガイドボード」がついていることが、大きな魅力の一つです。
パズルをガイドボードにカチッとはめ込むことができるので、正解がわかりやすく、小さな子供でも達成感を得られやすいのが特徴です。
対象年齢は3歳以上です。

NEWさんかくたんぐらむ|くもん出版

くもんのNEWさんかくたんぐらむは、全てのピースが同じ形の三角形のみの図形パズルです。
図形が三角形のみなので、NEWたんぐらむに比べて難易度が低く、対象年齢は2歳以上。
こちらもガイドボードがついており、小さな子供が楽しめる工夫がされています。

100てんキッズ ステップタングラムNEW|幻冬舎

お受験で有名な「こぐま会」と幻冬舎がコラボをして作った図形パズル。
一般的なタングラムパズルより2ピース多い、9ピースの商品です。
セットの見本帳には、77問の問題が収録されており、少しずつ難易度を上げながら長く楽しむことできます。
対象年齢は3歳以上です。

まとめ

今回は「タングラムパズル」の魅力とおすすめ商品をご紹介しました。
遊びの中で、図形に触れることができる、タングラムパズル。
後々の算数の土台作りにもなりますし、パズルをお探しの際には、検討してみてはいかがでしょうか。